Weekend Trip 〜ドイツ中部・南部編〜
今週はスイスともほど近いドイツ中部〜南部の都市を訪れます。
[目次]
出発
昨日の会議の議事録をチャチャっとまとめ、今日は6時にパパッと帰宅。8時ジュネーブ発の電車でに向かいます。
バーゼルからは夜行列車(いわゆる夜行列車ではなく単に夜通し走ってる特急電車)に乗って友人がいるフライブルグに向かいました。
フライブルグ(Freiburg)
環境都市として知られるフライブルグ。市の中心部は自動車の乗り入れが禁止されていて路面電車のみ走っています。路面電車の終点駅には無料の駐車場が整備されており、いわゆる「パークアンドライド」を積極的に実施していました。
人口20万人のうち3万人が大学生という大学都市でもあり、初日はここの大学生に泊めてもらいました。
シュトゥットガルト(Stuttgart)
ベンツ、ポルシェ、ボッシュなどが本社を置く自動車産業の都市。中央駅の屋上にはベンツのロゴがあり、この町がベンツの企業城下町であることを改めて思い知ります。
ベンツの本社や工場、博物館があるエリアは町の中心部から少し離れているため電車で移動。ベンツミュージアムは昭和天皇やバチカン法王の車や最新の車など、過去から現在まで様々なベンツの車が並び、車好きは興奮間違いなしでしょう。
ストラスブール(Strasbourg) [オススメ都市]
フランスとドイツ国境に位置し、何度もドイツとフランスがその領有権を巡って戦った歴史的な町。現在は欧州議会や欧州人権裁判所が置かれる政治の中心地ともなっています。
町は大きく中世の美しい街並みや大聖堂,運河が残る旧市街と欧州議会など新しいビルが立ち並ぶ新市街に分かれ全く別の2つの顔を見せてくれます。
ハイデルブルグ(Heidelbrug)
ドイツ最古の大学がある大学都市。ドイツを東西に横切る古城街道上に位置し煉瓦色の学生街と山の中腹の古城がマッチした美しい街。
三十年戦争や大同盟戦争で破壊され、一部修復されたものの今もなお破壊の爪痕は残っています。
三十年戦争(1618-1648)とは
カトリックvsプロテスタントの宗教戦争及びそれに付随する政治的な戦争。
カトリックのドイツ皇帝(ハプスブルク家)には同じハプスブルク家のスペインが付き、反乱を起こしたプロテスタント側にはイギリス,オランダ,デンマーク,スウェーデンが援助した。この戦争の結果、スイスの独立などが認められドイツ社会は停滞していく。
大同盟戦争(1688-1697)とは
アルザス地方(ここら辺)の領土拡大を目論むフランスとそれを阻止すべく同盟を組んだドイツ,イギリス,スペイン,オランダ,スウェーデンが行った戦争。北米の植民地にも戦闘は拡大した。
ローテンブルグ(Rothenburg) [オススメ都市]
ロマンチック街道に位置し、まさに歴史あるドイツっぽさが溢れる村ローテンブルグ。三十年戦争で大きな傷を負ってからは発展が止まり、現在に至るまで当時の様子を残すようになったと言います。
ミュンヘン(Munchen) [オクトーバーフェスティバル]
言わずと知れたドイツ第三の都市ミュンヘン。ビールの銘醸地として知られるここミュンヘンでオクトーバーフェスティバルに参加して来ました。