WHO本部インターン日記 〜at Geneve〜

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Weekend Trip 〜アルプスハイキング編〜

だんだんと強まる雨に背中を押されるようにツェルマットを後にし、次の目的地「ベルナーオーバーラント」を目指します。このベルナーオーバーラントはアイガーやユングフラウといった日本でも聞き覚えのある山々が並び立つまさにアルプス山脈を代表する景勝地。今回の旅のハイライトです!

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ツェルマット→ベルナーオーバラント 道のり

ところで、地形に沿って線路が走っているスイスですが、"visp"から北の首都ベルンやドイツに向かう際は長い長いトンネルを通ることになります。これはスイスではとても珍しいこと。

ドイツとイタリアの間にあり、物資の輸送の中継地点として栄えたスイスのアルプス地方。しかし近年は輸送の高速化で人が立ち寄ることも減り、お金ではなく排気ガスばかり残して行くようになりました。そこでスイスは対応を変え、アルプスを貫通するこのトンネルを作り、貨物はここを通る貨物電車を使うようにさせたといいます。

 

このトンネルのお陰で、ツェルマット〜インターラーケンは昔に比べ飛躍的に早く移動できるようになりました。

この長いトンネルを抜け"シュピーツ"という町で乗り換え。

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シュピーツ トゥーン湖畔に立つ古城が美しい

そこからトゥーン湖を周回しながらアルプス山脈の玄関口で世界中から観光客が集まる山岳リゾート"インターラーケン"へ。

ただ、今回私たちはスイスののどかな村に泊まりたいということでここは通過。 

ここからベルナーオーバーラント鉄道、ヴェンゲンアルプ鉄道を乗り継ぎガソリン車の乗り入れが禁止されている山の中の村"Wengen"に到着しました。

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Wengenを走るヴェンゲンアルプ鉄道

 山岳リゾートとして世界的に有名なインターラーケンやグリンデルワルトと異なりここの村は外へ通ずる道もない静かな村。 この日の夜は少し霧がたっていて、ますます不思議な雰囲気でした。

 

しかし翌朝起きてみると、この絶景...

雄大アルプス山脈と切り立った崖の間にある村々。本当に感動しました。

ここに来られる方には是非この村をお勧めします!!!

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ホテルの窓から。 下に見えるU字谷を通ってここまで来ます。

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村で一番の大通り。のどかな雰囲気と雄大な自然を楽しめる

そして"Wengen"からロープウエーに乗りメンリッヒェン山の山頂へ。ここでももはや雨予報だったとは思えない絶景が待っていました。

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メンリッヒェン山のロープウエー降り場からの景色。来るしかない

ここからは最も人気なハイキングコースを通ってクライネ・シャイデックを目指します。しかし歩き始めるとまた雲が...

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少し雲がかかっていたけど、とても歩きやすい道でした。ベビーカーの人も(笑)

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目を凝らすと牛がいっぱい。首についたベルがカランカランなっています。

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雲が切れるとすぐそこに山が

クライネ・シャイデックはユングフラウの山頂まで多くの観光客を運ぶユングフラウ鉄道の始発駅。しかし、値段も高く(往復30000円前後)、ライブカメラでみる限り山頂も雲がこもっていそうだったので、そのままグリンデルワルトに降り観光することにしました。

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スイスっぽい家が立ち並ぶ中(小?)都市 グリンデルワルド

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なぜかどの村でも猫に出会った

今回はメンリッヒェンを中心にぐるっと一周する形でベルナーオーバーラント地域を楽しみました。

ツェルマットにある孤高のマッターホルンと異なり、ベルナーオーバラントはアイガーやユングフラウなど数々の名峰が並ぶ壮大な景色が見れ、さらに初心者でも楽しめるハイキングコースが整備されています。

そのためスイスに来られた際には是非足を運んでみてください!

感動間違いないでしょう!

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今回のルート